記憶の1ページ

想い出

先日、YUWAの社長さんとお話しをしていて、生地作りの情熱をお聞きし、ちょっとそのお話しを書きたいなー。

と思ったのですが、

 

YUWAさんの事を書く前に、時々思い出す、優しい方のお話しを書いておきたい。

と思いました。

 

 

 

生地屋を初めて1年経ったころ、

生地メーカーの新規開拓をしておりました。

そんな時、紹介していただいたのが、大阪の問屋さんのTさんでした。

Tさんは、数社のメーカーのサンプルを持って全国を回っておられました。

毎月1回、当店にもスーツケースいっぱいにサンプルを持ってきてくださいました。

 

サンプルを前に、私は「これ、こんな服にしたら可愛くないですか!?」「何色と何色にしようかしら〜♪」

と、生地屋さんに行って好きな生地を選ぶ感覚で、おしゃべりしながら仕入していたのです。

60代半ば?くらいと思われるTさんは、せかすことなく、押し売りすることもなく、「欲しいものを選んだらいいよー」という感じでいつも2~3時間は居てくださったような気がします。

 

Tさんが来られるようになってから4〜5年くらい経ったある年末、

「もう店を閉めることになりました」と。

「病気が見つかって、もうあかんから」と、お電話がありました。

突然のことに青ざめる私に

「生地のことは、今後も仕入できるように引き継ぎするから」とおっしゃいました。

「そんなことよりも、治療に専念してください(泣)」と言っていたのですが、

後日Tさんより封書で送られてきたものは、扱っておられた生地メーカーの連絡先。

メーカーごとにどんな生地が主に扱っているか、とか担当者のお名前も書かれておりました。

そして、私がよく好んで仕入れるメーカーにはちゃんと今後も取引が出来るように橋渡ししてくださっていました。

生の終わりに近づいても、そのように行動していただいたことに深く感謝しております。

今でもそのおかげで、生地屋として続けておられます。

 

お見舞いを郵送でお送りして、その後どうなされているだろうか?と心配していましたところ、

3月くらいに奥様より訃報のお手紙をいただきました。

もうお葬式も49日も済んだ後でした。

病気が見つかってわずか2〜3ケ月のことでした。

Tさんを想って涙を溜めていると、まだ小さい次男坊が「この手紙のせい??この手紙こなければ良かったのに」と言っていました。。

教えていただかなければ、ずーっと心配だけしていることになるので、お知らせいただけて良かったです。

 

あれから何年経ったのか?5〜6年ほどかしら?やっぱりTさんを時々思い出します。

 

思い出して話す。というのが供養というか、その人が居てくれた証だから。

そして私にとって大切な記憶の1ページに刻まれているから。

 

 

そして、6月。

思い出す子がいます。

大好きで尊敬する人のお子様。

そっと思い出しておりますね。できたら想い出話、良かったら聞かせてください。

 

 

記憶の1ページ

北海道での出会い

メルマガで書いたことなのですが

 

北海道では素敵な2つの心に響くことがありました

 

ひとつめ

札幌タワー付近の公園通り?をとおっていると 

女装した男性が路上ライブをしていました。

 

こじんまりとした人だかりで、楽しそうだな〜〜。と思いながら通り過ぎようとした時に

 

「僕はこんなカッコして、札幌の恥さらしとか言われちゃってます(笑)

でも、いいんです!僕は僕のしたいことするんです♪

魂のままに生きるんです♪ それに何に需要があるかわかんないじゃないですか(笑) 」

と、芸人のような感じで楽しく話している。

 

すごーい!!

そうだよねー!!その勇気いただきましたーー!

 

人の事気にして自分の人生送れないなんて、んなバナナ^^だし(ザ昭和)

ホント なんに需要あるかわかんない。

だってその言葉、私に需要あったよ^^

 

ありがとう♪♪

 

 

 

ふたつめ

素敵なホテルに2泊した(前記事)のですが、なぜか2泊目は宿泊客が私一人だけ。

 

 

朝、私のためだけに朝食が準備され、スタッフの女性の方が対応してくださいました。

 

スタッフさんが気さくで、世間話などをしているうちに、私一人のために申し訳ない気持ちを伝えると
そしたら、こんなことを言ってくださいました。

 

「それ、受け取る力不足ですよー」

ん???受け取る力不足??と思っていると、

「こちらは喜んでもらえたら嬉しいなー。と思っているので、(申し訳ないと思わずに)それを受け取ってください(笑)」

 

なるほどーーー

「人にお世話になることの申し訳なさ」という鱗がボロンと落ちました

 

 

たった一言だけで私の「受け取る力」UP↑するなんて♪

良い人だ^^

 

 

この宿を出て、私の北海道の旅は終わったのでした。